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相続発生前の節税対策事例

相続について事前に何をしたらいいのか・・・
相続すべき財産は何があり、どれくらいの価値があるのか・・・
相続税はいくらかかってくるのか・・・
このようなご心配をされている方のために、当事務所では「相続あんしん倶楽部」をつくり、皆様に「あんしん」いただけるように様々な提案をしております。実際に財産の評価をして相続財産全体のイメージをつかむとともに、相続税の試算し納付のためにどのように資金を用意するかを考えていきます。 会費は無料! 実際に業務をした量に応じて報酬をいただきます。

都内でIT業を営んでいる経営者S様。個人で大きな土地をお持ちで賃貸駐車場として利用していました。その土地は相続税評価で数億円あり、相続があった時に相続税負担が大きくなることが明らかでした。

そこで全額銀行借入で資金を用意し賃貸マンションを約10億円で建設しました。もちろん利回りを検討し、収支が合うように計画しました。

数年経過し建物の価値(評価額)が約3億円下がったところで、マンションの土地建物を息子さんが別に所有、経営している会社に売却。その時に建物の借入も息子さんの会社に引き継いでもらいました。

この時は建物の譲渡損が出て土地の譲渡益と相殺。土地の譲渡所得税も税率が20%のため、相続税で払うよりも低い税率で息子さん(=息子さんの会社)に土地の移転をすることができました。

関東で不動産賃貸業を営んでいる経営者P様。想定される相続財産は不動産がほとんどで相続税の納税資金に困ることが明らかでした。

お元気なうちにと自らを被保険者、子供(3人)を契約者及び保険金受取人とする生命保険に加入されました。子供が負担する保険料を上回る現金を子供3人に贈与し、10年間で3千万円ほどの財産を移転する計画でした。

相続発生時にはその保険金はみなし相続財産とならず、子供それぞれが一時所得として所得税の申告をすることになります。このケースでは一時所得での税負担は相続税の半分程度になる予定でしたので、およそ4千万円近くの税負担の軽減を図るプランとなりました。

また、その生命保険金を子供たちの相続税の納税資金として使用できるので心理的にも安心感を持っていただくことができました。